4.結婚情報サービス業界の問題点
「他社は本気を出していない。」
パートナーエージェント代表取締役が語る「本気のサービス」
パートナーエージェント代表取締役社長
佐藤茂氏
パートナーエージェント
――先ほどお話が少し出ましたが、他社も含めて結婚情報サービス業界全体が、「怪しい」とか「ちょっと恥ずかしい」と思われているような印象ですが、業界全体に対してどうお考えですか。
一杯言いたいことがあります(笑)。
業界に対するイメージはそのお客様がとらえることですから別に構わないと思いますし、業界全体のイメージを変えたいとは思っていないんです。
この業界の印象を悪くしている理由は2つあると思うんですね。
1つは、「40万円払ってでもいい人を見つけたい、結婚したい」というお客様に対して、わずか10%(*1)の満足度しか提供できてないということが、僕はこの業界の不信感の元であると思います。
*1 結婚情報サービス業界の平均お見合い率は30%・成婚率は10%前後と言われている
年間40万前後の費用をお支払いいただいているにも関わらず、わずか10%の確率の結婚サービスなんて、僕は絶対に使わないですね。だって(10倍したら)400万円じゃないですか。それだったら僕は中古のクルーザーを買うと思います。そのほうが絶対いいですよ。
ですから、本当に結果の出るサービスを提供したいというのが僕たちのコンセプトなんです。じゃあ、そこは何%なんだというのは、現状我々で30%ぐらいですけども、理想は100%です。絶対結婚できる!みたいな(笑)。
だけど自分だったらどうかと考えると、月2~3万円ぐらいの出費で50%の確率で相手を見つけられたら、もう絶対使います。そういうサービスが実現できたらいいな、というのが目標ですね。
ただ業界全体のシステムが非常に悪くて、絶対、僕は他社は本気出してないと思うんです。本気でやっていたら今の10%以上なんか出るに決まっているんですよ。
――御社の「コンタクト率60%、延べ交際率68.9%、成婚率30%」という数字は、本気を出しているからと。
もうちょっと行けると思います。いや、まだまだ行けると思います。
この「成婚率10%という低さ」がサービスへの不満、業界への不信に繋がっていると思いますね。
――2つ目は。
もう1つは「広告に対する不信感」です。
例えば女性のタレントを使って、そのタレントがいるわけがないのに「運命の出会い」と、あたかもいるかのような表現をしてる事に、お客様は不信感を持っている。
結局、ああいう不確かなことを言っていること自体に、お客様は不信感を持ってしまうんです。大きく分けてその2つですね。
ですから、我々は「結果」というサービス性はもちろんですけど、広告の表現は非常に気を使っていて、広告上でも不確かなことは絶対に言わないようにしていますし、女性タレントを使ったりも一切していません。
もちろん営業のセールスも無理な入会は勧めなかったりとか、そのお客様が不信に思うような事を絶対にせず、本当に愚直にやっていますね。
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